『オンラインジャーナル「移動する子どもたち」ーことばの教育を創発する』第15号に、Goodwillメンバー西山千香子さんによるエッセイ「継承語の支援とキャンプの可能性ー欧州日本語親子キャンプへの参加を含め」が掲載されています。
以下、Goodwillメンバー西山千香子さんからのエッセイについてのご紹介です!
エッセイには、日本とオランダにおける複言語環境での子育てや継承語の支援を振り返り、キャンプに参加して気付いたことを記しています。
Goodwillのサイトを訪れる方の中には、個人の中に複数の言語があったり、家庭の中に複数の言語があったり、家庭内外で言語が異なったりする方がいるのではないでしょうか。
「日本語、どうしていますか?」
または、「継承して欲しい言語、どうしていますか?」
親になった時、子どもの継承語を支援したいという気持ちはあったものの、どうすれば良いのか分かりませんでした。今でも分かりません。
「あなたの日本語で良いんだよ」
この夏に参加した欧州日本語親子キャンプからは、親子ともにこのメッセージをいただいた気がします。
特に複数の言語がある環境のなかで、お子さまを育てている保護者の方、教育者、支援者、また実際にそのような環境の中で成長された当事者の方には、ぜひぜひ読んでいただきたいエッセイになります。